九品寺附属平窪幼稚園の環境について
四季の移ろいを感じられる自然環境と、歴史と伝統のある学び舎で、
子どもたちは豊かな感性を育みます。

自然と地域 つながりあそぶ あたたかな 学び舎
いわき駅から車で10分ほどの、いわき市平中平窪。通りから少し入ると、田畑と静かな住宅地に包まれた場所に、九品寺附属平窪幼稚園はあります。少し足を伸ばせば白鳥の飛来する夏井川。遠くに二ッ箭山を望むこの場所で、鳥や虫の声、風や雨の音、四季の移ろいを身体いっぱいに感じながら、子供達は豊かな心を育んでいきます。
1982年に建てられた園舎は、古き良き幼稚園の雰囲気を残しています。2階には大きな遊戯室があり、1階の各保育室からは園庭へと直接出ることができます。広い園庭にはたくさんの遊具があり、朝から子供達の元気いっぱいの声が響き渡っています。
園は地域にも開かれています。防火パレードでは、防災を呼びかけ近くの商業施設で鼓笛の演奏を披露、老人ホームではお年寄りとの交流を楽しみます。地域の皆さんとの温かな触れ合いを通じて、子どもたちは社会の多様性を学び、地域の一員としての自覚が生まれていきます。





学校法人明照学園と九品寺附属平窪幼稚園の歩み
九品寺附属平窪幼稚園は、昭和の初め、農繁期の農家を支えるために浄土宗九品寺に設置された託児所が前身となっています。
昭和49年の九品寺附属幼稚園開園以来、時代や社会の変化に応じた保育環境づくりに励み、姉妹園の九品寺こども園もあわせると、これまでに4,000名以上の卒園児を送り出してきました。
幼児教育はもちろんのこと、地域で働く方たちの福祉を発展させるという、託児所原点の理念を引き継ぎ、これからも保護者の皆さま、地域の皆さまに資する保育環境づくりを進めて参ります。


- 1574年(天正2年)
- 浄土宗 無縁山 「九品寺」が開山
- 1930年(昭和5年)
- 九品寺第四十世の心光上人が、地域の農家のため季節託児所を開設(上の写真)
(戦争のため昭和18年に閉園されるが、この託児所が幼稚園の前身となる)
- 1974年(昭和49年)
- 「九品寺附属幼稚園」(のちの「九品寺こども園」)開園 初代園長:遠藤顕道
- 1975年(昭和50年)
- 「学校法人明照学園」発足 初代理事長:遠藤顕道
- 1982年(昭和57年)
- 「九品寺附属平窪幼稚園」開園 初代園長:遠藤顕道
- 1986年(昭和61年)
- 認可外保育施設「たんぽぽベビーホーム」(のちの「九品寺こども園乳幼児部」)開園
- 1992年 (平成4年)
- 認可外保育施設「たんぽぽベビーホーム平窪」(のちの「くほんじひらくぼ保育園」)開園
- 2002年(平成14年)
- 九品寺附属幼稚園に「インターナショナルコース」設置
- 2006年(平成18年)
- 九品寺附属幼稚園の敷地内に「くほんじ学童クラブ」設置
- 2010年(平成22年)
- たんぽぽベビーホームを「くほんじ保育園」に名称変更
たんぽぽベビーホーム平窪を「くほんじひらくぼ保育園」に名称変更
- 2015年(平成27年)
- 遠藤弘道が九品寺附属幼稚園・九品寺附属平窪幼稚園の二代目の園長に就任
- 2017年(平成29年)
- 九品寺附属平窪幼稚園の施設内に「くほんじひらくぼ学童クラブ」設置
- 2018年(平成30年)
- 九品寺附属幼稚園が幼保連携型認定こども園へ移行し「九品寺こども園」に名称変更
「くほんじ保育園」が「九品寺こども園乳幼児部」となる
- 2019年(平成31年)
- 企業主導型保育園「くほんじナーサリー」開園
「くほんじひらくぼ保育園」が小規模保育事業A型の認可事業となる
- 2020年(令和2年)
- 遠藤弘道が学校法人明照学園の理事長に就任し、遠藤顕道が名誉理事長となる。