先生インタビューvol.1 田部彩乃先生

2018.09.04
田部彩乃先生メイン画像

幼児教育部 インターナショナルコース 主任
田部 彩乃先生(Cクラス担任)
入職4年目

これから保育の道を目指そうという人、保育を学び、それを仕事にしたい人たちに読んでいただきたい、九品寺こども園のインタビュー企画。九品寺こども園で働いている先生たちに、仕事への思いを聞きました。

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〜なぜ、九品寺こども園で働くことを決めたのですか?

大学では幼児教育を学んでいたのですが、実習先が当時の九品寺幼稚園だったんです。インターナショナルコースのある幼稚園はとても珍しいなと思って。そこで現役の先生の保育を見させていただき、それがとても素晴らしくて、その時にここで働きたいと思いました。インターナショナルコースは、英語の教材は与えられていますが、学んでいるというより遊んでいる感じで、それを間近に見せていただいたのが大きかったです。

〜この仕事をしていて、やりがいを感じるのはどんなところですか?

九品寺こども園はさまざまな行事があります。運動会や発表会だけではなく、仏教にまつわる行事もあります。どの行事にも目標やねらいがあって、子どもたちと一緒に達成する喜びを感じられるのがやりがいですね。準備は大変ですが、どの先生も、行事が終わったときの感動が格別なのを知っているから頑張れる。そういう意識をみんなが持っているんです。

特に、年少から年長までの3年間は、子どもたちが大きく成長する時期です。その3年間を子どもたちのそばで過ごせるというのは、本当に大きなことだと思いますし、その成長や達成感を、子どもたちだけではなく、お母さん、お父さんたちと共有できるのも素晴らしいことだと思います。だからこそ続けられる仕事かもしれませんね。

田部彩乃先生員インタビュー画像

〜行事を始め、先生たち同士の関わりはどうですか?

園をあげて協力しよう、みんなで成長し合おうという雰囲気があって、とてもいいなと思っています。例えば運動会。組体操ではインターの年長組(Cクラス)と総合の年長組(すみれ組)と横でつながりますし、チアダンスでは同じインターの下の学年の子たちと縦のつながりを持つことになります。子どもたちの数も多いし、二つのコースに分けられてはいますが、行事などを通じ、先生たちも子どもたちも交流していけるというのは、大きな園ならではだと思います。

〜これからこの道を志す人たちにメッセージをお願いします

この仕事に必要なのは、特別なスキルではなくて、やっぱり子どもが好きだということだと思います。私には、もともと年が離れた弟がいて、昔から子どもの世話をしたりするのが好きで。高校に入る頃には、大学で幼児教育を学びたいと思っていました。

保育教諭は大変だというイメージもあるかもしれませんが、子どもが大きく成長できる3年という時間は、私たち保育者自身も成長できる貴重な時間だと思います。子どもに言ったことが自分にも戻ってくる。だからこそ自分も高められる。そんな志を持った人が、九品寺こども園に来てくれたらうれしいですね。